あんさんぶるスターズ!DREAM LIVE -1st Tour “Morning Star!”-を通じて思ったこと(独り言)


あんさんぶるスターズ!DREAM LIVE -1st Tour “Morning Star!”-全公演完走お疲れさまでした!!色々な意見や感想を見かける中で、自分もライブを見て思ったこと感じたことをどうしても文字に残したいな、と思って初めてはてなブログ使いました。ライブ自体は大体トリスタの感想、あんスタのアイドル像~的な話をしています。

そして完全なる独り言ですので、まとまり全然ないです。またあんスタ好きの女が何か言ってるな~くらいな感じで流してください。

 

私がスタライに参戦したのは10/28初日の夜の部でした。最初に言っておくと、私はあんさんぶるスターズのアイドルが全員好きですが今回出演した3ユニットの中に私の最推しユニットはいないです。当選前はとにかく当たっても外れてもどっちでもよくて、当たっても当たったな~ラッキ~くらいの感想でした。どんなものなのか確認しにいく、という軽い気持ちで豊洲へ足を運びました。まだ学生の頃にアイドルのライブに一度行ったことがありますが、当然座席がありましたし、立ち見というのも抵抗がありました。

そして、これは色々言われると思いますが最初のアナウンスで北斗の声が聞こえたときにウッ……となりました。北斗の声が変更になったのは6月でしたが、10月28日まで、私はずっと引きずっていました。寂しいのか、悲しいのか、よく分かんないんですけど、tricksterっていうあんスタにとって一番特別なユニットのリーダーの声が変わったことを、どうしてもすんなり受け入れられなくて。

メインストーリーがフルボイスになっても読み返せなかったんですね。聞き慣れない声の北斗のアナウンスに対して響く歓声に、友人と顔を見合わせて苦笑いをしました。こっそり、会場を出ようかな、と思ったくらいでした。でも人も多くてここで抜け出すのはな……と思ってペンライトをつけて暫くじっとステージを眺めていました。

そして紹介映像が流れて、tricksterが出てきた時に、何故か、急に涙が止まらなくなりました。『HEART→BEATER!!!!』のイントロが聞こえて、目を向けると、いつも自分たちが背中しか見ていないアイドルの、「正面」が初めて見えた気がしました。それは決して彼らと私たちが向き合っていないというわけではなくて、私たちがプロデューサーから、ファンになっている瞬間なんだと実感したという意味です。

全員のサビから、最初の北斗のパートで、初めて新しい北斗の声をまともに聞きました。それは間違いなく、氷鷹北斗でした。そこでまた胸が熱くなって、こんな楽しそうに歌う北斗が北斗じゃないわけないんだよなぁって気づきました。きっと他人から見たら些細な問題で、よくあることで、大したことではないそれが、私にとっては悲しくて寂しい耐え難いものでした。でもそれが、そのたった一瞬で全部吹き飛びました。

「楽しそうに目の前で歌う姿」

アイドルを見つめる上で、これ以上のものはきっとないんだと確信しました。私はTwitterでよくあんスタのアイドルをこう言っているんですけど、あんスタのアイドルはステージで歌っているときに、私たち「転校生/プロデューサー」を見ていないんですよ。常に見ているのは客席。

つまり、「こちらを見ていないアイドル」なんですね。

ゲームのストーリーを読んでいる時にそれがどれだけ誇らしくて、嬉しくて、そして少し寂しかったか、このスタライを見て改めて分かった気がします。そして、私たちは初めて、ようやく、パフォーマンスをしている彼らと視線が合った気がしました。

ゲームの中では年相応にはしゃいでいたり、だらしなかったり、人並みの悩みがあったり、それ以上の悩みや暗い過去があったり、苦しくて泣き叫ぶ姿を何度も見てきたけれど、客席に向ける笑顔だけは、その場所でしか見られないんだなと思いました。彼らが動いていることよりも、私はその姿を見れたことに感動したのかもしれません。

歌が終わって、 4人がステージの上で喋っている姿もどこか新鮮でした。確かにいつものような雑談で、イベストのライブ中のトークと殆ど変わらないのに、初めて見たような感覚でした。それもきっと、この日は私は転校生ではなくて、一ファンとしてここに来たからなんだと思いました。かわいくて、キラキラしていて、そこにはファンの「理想」しかなかったのです。ゲーム内であった困難や衝突を忘れてしまう、いや知らないとすら思わせる、その空間がすごくて。その瞬間、私は彼らがtricksterで在ることしか知らない、ただのファンでした。

次の曲は、あんさんぶるスターズのファンなら、絶対に大切で、かけがえのない歌でした。視聴がきたときに耳コピをして泣いて、大好きだ~……って言ったあのおよそ2年前の日を思い出しました。『Rebellion Star』はきっと、これからも、あんさんぶるスターズにとって特別な歌になるのだと思います。多分それは、あんスタを知るほど、好きになるほど意味を持つ歌だからです。

昔はどちらかといえば、「実はこんな苦労があって」「こんな苦しかった出来事があって」って言うアイドルの方が応援したくなりました。でも今は、あんさんぶるスターズを知ってからの今は、「どんな苦しいことがあっても皆の前では笑顔で、後ろ暗い姿は見せずにいる」ことの大切さを感じました。歌を聴いて元気になるとか、笑顔を見て幸せになるとか、正直理解できなかったんですけど、スタライを見るとそれがすごく分かるんです。彼らに何があったとか、そういうの一先ず置いておいて、笑顔で精一杯歌って踊ることの価値がどれほど大きいかを理解しました。

あまりにも長くなってしまうのでUNDEAD、knghtsのパフォーマンスはここではお話しませんが、個人的にいいな~と思ったのが薫と泉です。いつもはやる気がない薫くんが「ライブ中の実力は本物」と言われる理由が分かりました。女の子、というか彼はきっと誰かの笑顔が好きなのかなと感じました。MC中に幸せそうにこちらを見る彼を見て、そう思わざるを得なかったです。「もう2,3曲歌っちゃだめ?」と零にお願いする薫は可愛くて愛らしくて、まさにアイドルそのもの。こんな姿を見れるなんて、ファンは幸せ者だなぁと感じました。
そして泉は、ちょっと方向が違うんですけど、ゆうくんの話を一度もしなかったとこです。さすがにこちらも認知しているし、するかな?と思いきやゆうくんのゆの字も発しない。あぁ、これがファンが見てる瀬名泉なのかと驚く一方で、やっぱりプロ意識が人一倍強いんだなと思いました。瀬名泉がチェックメイトで言った「努力しても必ず報われるわけじゃないけどその可能性をあげることはできる」という台詞が大好きなのですが、彼の性格の基盤がここにあるからこそのライブ中の完璧なパフォーマンスなんだな、と。失敗しても愛嬌で許してもらえる、手を抜いてもばれない、そんなことは死んでもしないし、考えない。それが瀬名泉なんだなとこんなところで思ってしまいました。(なんかすいません)

そして最後、tricksterが『CHERRY HAPPY STREAM』を歌い終わったときに、もう終わってしまった……と当然のように思いました。昼の部のネタバレなども一切見ていないので、何も知らなくて。大きくなるアンコールコールも半信半疑で流れに乗って一緒にやっていました。でも、tricksterは本当にまたでてきて。こちらに大きく手を振って、「アンコールありがとう!」と微笑みました。何を歌うかなんて、多分普段の私なら想像できたはずなんですけど、その日は本当にちっともわからなかったんです。ファンで在ることに慣れすぎていたからか、ドキドキしていて、ゆうくんの「僕たちの始まりの歌!」という言葉でようやく気付いて、気づいた時にはもう歌が始まっていました。アプリのレビューや、ご要望メールや、ゲームギフトの要望コメントに何度も書いた「ONLY YOUR STARSを4人で歌ってほしい」という願いが叶いました。

嬉しいとか、感動とか、そういうのを超えて、「どうしよう」と思いました。私あんスタ大好きだって、大好きになってよかったって心から思いました。およそ4分程度の時間がありえない程幸せで、一生ここにいたいってきっと、そこにいいる全員が感じたはずです。

『輝きたかったんだ』とステージの上で歌うアイドルは、誰がどう見ても眩しいくらいに輝いていて。スバルが口癖のように言う「キラキラしたものが好き」という言葉がとてもよく分かりました。私も、キラキラしたアイドルが大好きです。

帰りの電車でぼーっと銀テープを見つめながら、もう一度行きたい!と思いすぐ大晦日公演に応募しました。2017年最後の日にもファンとしてアイドルにあえて幸せでした。きっとスタライは、「あんスタのアイドルにファンとして会える場所」なんだと思います。そしてあんさんぶるスターズは、そんな「アイドルを深く知れる場所」なんだと思います。色々なソシャゲがある中で、あんさんぶるスターズを見つけた自分を褒めてあげたいです。本当に本当に、幸せな時間をありがとう!

2ndツアーも絶対行きます!!あんさんぶるスターズ大好き!!